http://d.hatena.ne.jp/white_cake/20091212/1260608149「遠近法で画面の奥に向かってまっすぐに伸びる道を描く時、道の両端の
線を延長すれば、画面のずっと先で交わるだろう。この点を虚焦点と呼
ぶ。
なぜ虚なのか。それは当然、そのような点は存在しないからだ。道の両端
が交わる点は、どこまで行っても存在しない。だが、その点は絵を描くた
めに必要な点でもある。
必要だが、実際には存在しない点。それはたとえば『絶対平和』や『完全
なる平等社会』などがそうなのかもしれないな。存在せず到達できない点
であるとしても、それでもその点は必要だ」
これは私が大学一年生のときに受けた講義で聴いた言葉です。
実際には存在しなくとも、必要な点。それがなくては絵が描けない、理想
も描けない、目指すべき道を設定できない点。虚焦点。
私は虚焦点を愛します。それは必要なのだと、信仰します。
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